今回は仮想マシンのソフト別にBIOS日付を設定する方法を解説します。
Windows 10のフライト署名ビルド(9833~14964)ではネットから切断することも忘れないでください。
VMware
VMwareには独自のBIOS/EFIファームウェアがあります。
方法はファームウェアの種類により異なります。
次の内容を.vmxファイルに追加してください。そうしないと、VMware Toolsのインストール、レジュームなどの特定のアクションを実行すると時刻が現在の日付に同期されます。
また、最初の一行は既に含まれている場合があります。重複した項目がある場合「vmxファイルが壊れています」と表示されるので注意してください。
[仮想マシン]→[電源]→[ファームウェアへのパワーオン]を選択します。
![[ファームウェアへのパワーオン]を選択](https://static.wixstatic.com/media/5668d6_17b8641a14c54e918a36a2f28724ee41~mv2.png/v1/fill/w_288,h_270,al_c,q_85,enc_avif,quality_auto/5668d6_17b8641a14c54e918a36a2f28724ee41~mv2.png)
ここから先はBIOSかUEFIかで異なります。
BIOS
System dateとSystem timeを変更します。

F10を押し、Yesを選択します。
UEFI
[EFI Internal Shell (Unsupported option)]を選択します。
※このオプションが表示されない場合は仮想マシンの設定から[オプション]→[詳細]の順に選択し、「ファームウェア タイプ」で「セキュア ブートを有効にする」が無効になっているか確認してください。

EFI Shellが起動します。「date mm/dd/yyyy」と入力してEnterキーを押して「exit」を入力してください。

VirtualBox
VirtualBoxではBIOS設定画面はありませんが、BIOS日付を設定する方法はあります。
詳細はこのサイトをご覧ください。
QEMU
QEMUではアーキテクチャによりBIOS/EFIファームウェアが異なります。x86およびx86-64ゲストはSeaBIOSおよびTianoCore EDK IIを使用します。前者にはBIOSセットアップユーティリティがありません。これ以外にもカスタムBIOS ROMを指定することができます。
QEMUでBIOSの日付を設定するには、起動引数に次の引数を指定します。
-rtc base=YYYY-MM-DD,clock=vm
また、オンラインで時刻が同期されるビルドでは次の引数を指定してネットワークから切断することも必要です。
-net none
Hyper-V
Hyper-VではBIOS設定画面は存在せず(これは第1世代と第2世代の両方が含まれます)、時刻同期を無効にする方法もありません。
また、Hyper-Vで日付を変更するとしばらくしたら何故か元に戻るので、日付を変更することはできません。
Virtual PC
Virtual PCではBIOS設定で日付を変更できます。
仮想マシンを起動したらDELを連打してVMwareと同じように変更すれば良いです。
86Box/PCem
86Box/PCemではマシンの種類によってBIOS日付を設定する方法が大きく異なります。
まずは、仮想マシンの設定から時刻同期を無効にしてください。
(上が86Box、下がPCemです)


マシンを起動します。
これより先はマシンにより大きく異なります。
今回は「Shuttle HOT-557」の場合で解説します。
電源投入後のPOST画面でDelキーを連打します。

「STANDARD CMOS SETUP」を選択します。

「Date」と「Time」を調整します。

メイン画面に戻ります。
「SAVE & EXIT SETUP」を選択し、YでEnterを押します。

マシンにBIOSセットアップユーティリティがない場合は、診断ディスクで日付を変更することができるはずです。方法はその診断ディスクの説明書などを参照してください。
そのオプションもない場合は、DOS/Windows 9xの起動ディスクからdateコマンドで変更してください。

今回はここまでです。
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